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2つの Aurora MySQL クラスタでレプリケーションを有効にする

2つの Aurora クラスタでレプリケーションを有効にする際の手順をメモしておく
 

目次


 

やりたいこと


  • 2つの Aurora MySQL 間でレプリケーションを有効化する
  • レプリケーションを有効化することまでを目的とし、スイッチオーバーは考慮しない
 

前提


  • Aurora MySQL を対象とする
  • レプリケーション元を と呼称する(旧 master)
  • レプリケーション先を と呼称する(旧 slave)
 

レプリケーション有効化


  1. aurora-source に接続し、設定状況を確認する
    1. クラスタパラメータグループにて aurora-source 側のバイナリログ記録を有効にする
      1. binlog_format の設定を反映させるため、aurora-source クラスタ内のインスタンスを再起動する
      1. aurora-source に接続し、設定状況を確認する
        1. aurora-source のスナップショットを作成する
        1. 作成したスナップショットを利用して aurora-replica クラスタを作成する
        1. aurora-replica クラスタのイベントログを確認し、バイナリログのファイル名とポジションを確認する
        1. aurora-replica クラスタの writer インスタンスにログインし、レプリケーション開始に関するストアドプロシージャを実行する
          1. レプリケーションが開始されていることを確認する
            1. aurora-source 側
              1. aurora-replica 側
               

              レプリケーション無効化


              aurora-replica 側

              1. レプリケーションを停止する
                1. external_source 設定を削除する
                   

                  aurora-source 側

                  1. バイナリログ保持期間をnull にする
                    1. クラスタパラメータグループにて aurora-source 側のバイナリログ記録を無効(OFF)にする
                      1. binlog_format の設定を反映させるため、aurora-source クラスタ内のインスタンスを再起動する
                       

                      参考資料